自転車の洗車 ガッシガシ洗車!
台風が過ぎ去りましたが、まだお天道さまのご機嫌はぐずっているようで雨が降ったり止んだり、時には晴れたりがしばらく続きそうですね。ひさやんです。
昨日台風が過ぎ去ったあと、晴れてるけど気温はそこまで高く無かったのでこれ幸いと自転車を洗車しましたのでちょろっと纏めてみました。
洗車は自転車メンテの基本
自転車のチェーン、泥やホコリがチェーンオイルと混ざってデロデロになってたりしませんか? 放置しすぎて錆びたりしてませんか? ブレーキシューすり減ってませんか? シフトを変える時に違和感感じませんか?
などなど、自転車のトラブルって小さいものから大きいものまで沢山あるんですよね。走行中に気づくこともあれば、気づかないこともあります。大事になってからでは遅いので日頃のメンテナンスの時に軽くチェックしましょう。
そんな日頃のメンテナンスの一つに洗車があります。私は週に100~150kmくらい走るので週1か2週間に1回のペースで洗車をしています。調べてみると「大体300kmごとに洗車したほうが良いよ~」みたいなことをおっしゃられてるメカニックの方も多いみたいですね。
私の洗車方法はネットから情報漁って我流でガシガシ洗ってる感じなので、本当にそれでいいのかよ! みたいなツッコミもあるかもしれませんね(汗
事はともあれ、まずは準備
MINOURAのRS-1800レーススタンド、これマジ便利です。ちょっといいお値段するんですが、自分の作業しやすい高さまで自転車持ち上げられるので腰が痛くなりません。ただ、YPJ-Rはちょっと重いので、持ち上げてRS-1800に装着するのはひと手間です(笑
似たようなレーススタンドは他にも出てるので、1つあると洗車は大分楽になるんじゃないですかねー。前輪を外してクイックで固定、後輪を外してクイックで固定など出来るのですが、YPJ-Rだとアシストモーターが結構邪魔で前輪を外してクイックで固定がオススメです。
ということで、タイヤを外していきます。基本的にはよくあるロードの車輪の外し方と一緒です。本体をひっくり返して車輪を外します。
基本も基本ですが、作業しやすいようにフロントはアウターへ、リアはトップへ持っていきます。結構忘れてて車体ひっくり返してから「あっ!」ってなってシフト動かすことがしょっちゅうあります。
ギアをアウタートップにしたら、ブレーキのクイックリリースレバーを外します。ここら編の順番は各自やりやすい順番でやればいいんじゃないですかねー。
YPJ-RはアシストモーターがBBの所にあるため、後輪が若干外しにくいです。私のYPJ-Rは28cのタイヤはいてるから更に外しにくいです(ブレーキシューと干渉するため)。力を入れる方向に少しコツが要ります。
タイヤを外したらチェーングリップをつけてリアのギアを数段ロー側へ移します。アウタートップのままだとチェーンステイとチェーンが干渉してしまうためです。
チェーングリップは一時すごい注目されたので、やはりいろいろな種類が出ているかと思います。自分の好みの、使いやすいのを見つけると良いかもです。
チェーングリップをつけたらやっとこさレーススタンドへ設置です。キャリアーとかつけてるので結構圧があるんですよね、私の自転車…。
チェーンが腰より少し上の位置くらいにスタンドの高さをセットしておくと作業がしやすいと私は思っています(高すぎると全体を洗いにくいのよね…)。
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まずはオイルの付いているところから洗う
さーて、いざ洗車なわけですが汚いところから洗いましょう。他のところの作業してる時に触ってしまう可能性とかあるので、その時にベトベトに汚れるの嫌でしょ?(笑
ということで、ざっくりと先に洗うところをピックアップ。
・フロントディレイラー
・チェーンリング
・チェーン
・リアディレイラー
・プーリー
ここらへんです。チェーンが触れるところの周辺で覚えておくと良いかもです。
WAKOSの回し者ではないですが、私はWAKOSのスプレー缶タイプのクリーナーなどが使いやすいなーと思ってます。上記5箇所にバーッとチェーンクリーナーを吹きかけていきます。
特にチェーンとプーリーはギットギトに汚れていることが多いのでチェーンクリーナーはしっかりと吹きかけると良いです。
チェーンはチェーングリップの部分に吹きかけると楽にチェーン内部までチェーンクリーナーが浸透していくとどこかで聞きましたので、私はそのやり方でチェーンクリーナーを塗布してます。
チェーンクリーナーを塗布したら、まずは掃除したい部分が露出しているチェーンリング、フロントディレイラー、リアディレイラーをゴシゴシと洗います。ブラシは100円ショップとかに売ってる毛の長めのナイロンブラシが躊躇いなくガシガシ使えるのでオススメです。
チェーンリングは表も裏も綺麗にしましょう。クランクが邪魔で洗いにくいところもあると思いますが、ご自身の自転車の形状にあわせてブラシの使い方を覚えるとスムーズに洗車できるのではないかなーと思います。
ディレイラーは駆動部分を中心に少し丁寧に洗います。あまり力入れてガシガシやると固定位置からずれてしまう可能性がありますからね…。後々の調整で直せる方なら問題ないですが、不安な方は丁寧にやりましょう。
プーリー周りは露出してるように見えて、半分くらいはチェーンに隠れているため、上手くプーリーを回転させながら綺麗にすると良いです。何度も洗車してますが、案外プーリー周りが一番汚い気がします。
最後にチェーンです。チェーンはかなりガシガシやっても良いです。「伸びたりしない?」と不安になるかと思いますが、メカニックの人曰く「そんな簡単にチェーンは伸びねぇ!」とのことです。むしろしっかり洗わないとチェーン内部の汚れが全然落ちないんだとか。
他の部分を洗車していく
油が付いているところが洗い終わったら、本体をガシガシ洗っていきます。私は薄めた中性洗剤をスポンジを使ってガシガシ洗います。
YPJ-Rはちゃんと防水されてるとのことなので、メーカーの言葉を信じて普通にガシガシ洗っています。今の所トラブルは起きてないです。
この時、泥や油の汚れを落とすだけではなく、変な傷が付いていないか、各パーツは問題ないかなど軽くチェックします。
水道水で一気にザバー!
余り強い水圧だとよろしくない可能性があるのでゆるいシャワーで全体的に泡を流します。ブレーキシュー周りは洗剤を残すと滑ってしまうのでしっかりと洗い流してあげて下さい。
チェーン周りもチェーンクリーナーをしっかりと洗い流すのがポイントです。
丁寧に洗い流せば問題ないですが、WAKOSさんから出てるこれ!
フォーミングマルチクリーナーを使っても良い。これは油や汚れと反応して泡が水に変わるタイプのスプレーで細かい隙間の汚れを洗い流す時に便利だったりします。
私はチェーンとスプロケットの洗浄の時にクリーナーを流し落とすために使ってます。
ブシュッと吹きかけるとこんな感じで泡が少しずつ水になってチェーンクリーナーを洗い流してくれます。もちろん細かく水で洗い流してもオッケーなので、手間を惜しまず洗い流すならそっちでもオッケー。私も試しに買ったから使ってみてるって感覚です。
本体全体を綺麗にできたら、水分を軽く拭いてあげます。100均とかに売ってるマイクロファイバータオルとか吸水クロスを使うとすぐに拭き終わるのでオススメです。
チェーンもしっかり水分を拭き取りましょう。段差になってるところとかは油が残ってたりするのでそういうところも綺麗にすると気持ちがいいです。
プロの洗車はチェーンを手で触っても油が一切つかないところまでやったりするそうですが、私はその手前くらいで妥協することが多いですね(笑
本体を乾かしている間に車輪を洗おう
スプロケットもよく見ると結構汚れているため、こちらもガシガシ洗っていきます。手順はチェーンクリーナー塗布→ブラシでゴシゴシ→水で洗い流すという感じ。スプロケットは少し足の長いナイロンブラシを使うと奥まで綺麗にできますよ!
この写真のために手を止めてるのは秘密(笑
ガシガシ洗っていきます。写真では素手で洗っていますが本当は耐油性のゴム手袋をちゃんとつけたほうが良いです。写真を取るために手袋つけたり外したりが面倒で今回は素手でやってますが、普段はゴム手袋をつけて作業をしています。
ゴム手袋つけて作業しないと、洗車後に手の脂も全部持っていかれて手がパキパキになっちゃいますよ!
そんなこんなでスプロケットもチェーンクリーナーを洗い流して水分を拭き取りました。ちゃんと1枚1枚隙間にタオルを入れて水分を拭き取るのがポイントです。
ここまで終わったら、スポークやタイヤを拭き洗いしていきます。この時にスポークが傷んでないか、タイヤに異物が刺さってたりしないかをチェックします。
また、ブレーキシューのカスがホイールに付いているうことも多いので、しっかり洗わないとブレーキの効きに関わって来ます。
タイヤを乾かしている間に注油だ!
はい、来ましたまたまたWAKOS。回し者じゃないけど信者かもしれぬ(汗
ということでチェーンルブをチェーンに挿していきます。一気にバーっとチェーンに塗布してもいいのですが、もったいないので1個1個チェーンに注油しています。注油して少しなじませたら余分な油は拭き取ります。
更にラスペネでディレイラー周りの潤滑&サビ予防をします。KUREの5-56でもいいのですが、潤滑性・浸透力共にラスペネのほうが上らしいです。
「フワッと回し掛けて、余分なものは拭きとればオッケー」らしい。
フロントディレイラーとリアディレイラー周りにフワッとかける。リアディレイラーは可動域が広いのでこの時軽く手で動かすと良いらしい。それで浸透を助けるとかなんとか。
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組み立てて微調整をする
車輪を外した時の逆の手順で取り付けていきます。この時に無理に力を入れて取り付けるとブレーキのセンターがずれたり変な所に傷が付いたりしてしまうので丁寧に作業しましょう。
取り付けたら、ブレーキのセンターを確認してクイックリリースレバーを戻し、ディレイラー周りの微調整をして洗車完了です。
後輪をフリーに出来るスタンドがあると作業が捗ります!
まとめ
作業紹介的なブログのため、今回はながーくなってしまいました。が、洗車メンテしたあとの自転車はペダルが圧倒的に軽かったり、シフトチェンジがスパスパ決まったりで非常に気持ちがいいです。その最後にやった微調整に関してはまた別の機会にでもまとめようかなーとか思っています。